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“水”は、自然治癒力の要 |
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ノーベル賞学者 - セント・ジェルジ |
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ビタミンCを発見したノーベル賞学者であるセント・ジェルジ博士の言葉です。
約40億年前の古代の海の中で、生命は誕生し、
その進化の過程には、常に水がありました。 |
セント・ジェルジ |
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生命の進化にあわせて生体内の水も、細胞液、リンパ液、血液など新たな機能を加えながら進化してきましたが、これら液質の基本となっているものは、“水”であることに変わりはありません。 |
水が、すべての生命を支える基本であることは、
昔も、今も、そして、これからも、変わることのない“永遠の真理”です。 |
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人体の基本は、およそ60兆個の“水”に満たされた細胞です。 |
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画像をクリックすると、
ビデオ動画 - 「水分補給と体内の水の働き」 をご覧いただけます。 |
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わたしたちの体は、“水”に満たされた細胞から成り立ち、
ひとつひとつの細胞は、“水”によってその生命が支えられています。 |
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- 体重60kgの人は、その3分の2が、約40リットルの水です。
- 人の体には、様々な臓器がありますが、どの臓器も膨大な数の細胞の集まりです。
- ひとつひとつの細胞がいきいきと元気であることが、体全体の活力の源です。
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人体の組成要素割合 |
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機能組織ごとの水分割合(約) |
タンパク質 |
17% |
脂肪 |
14% |
炭水化物(糖質) |
1.5% |
ミネラル |
6% |
水分 |
65% |
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血液 |
83% |
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脳みそ |
85% |
腎臓 |
83% |
胃腸 |
75% |
心臓 |
79% |
皮膚 |
72% |
肺 |
79% |
肝臓 |
68% |
脾臓 |
76% |
骨 |
22% |
筋肉 |
76% |
羊水 |
99% |
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- 体内の水の70%近くが細胞の中
- 約19%が組織と組織の間
- 約8%が血液の中
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“水”の吸収・循環・浄化・排泄が、生理活動の基本にある。 |
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“水”は、細胞をつくりその活動エネルギーとなる様々な栄養素とともに、
腸から吸収され、血液やリンパ液となって体の隅々に浸み込んでいきます。
“水”なくして、「消化−>吸収−>代謝−>排泄」の生命活動は行われません。 |
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- 水は、飲んで30秒後、血液に吸収され、
- 1分後−脳、生殖器、胎児
- 10分後−皮膚組織
- 20分後−肝臓、心臓、腎臓
に達します。
- 食物の栄養素は、消化され水溶液となり、腸から吸収されます。
腸の毛細血管→門脈→肝臓→肝静脈→心臓→全身へ
水分なくしては、いかなる栄養素も、体内へは吸収されません。
- 各臓器の酸化還元電位は、
- 胃 :ORP +150mV (胃液は酸性=胃酸)
- 十二指腸 :ORP -50mV
- 小腸、盲腸 :ORP -150mV
- 大腸 :ORP -250mV
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消化と吸収の詳細は、<国立循環器病センター> |
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吸収された“水”は、血液やリンパ液となり体中を循環する。 |
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“水”が主成分である“血液”や“リンパ液”の循環によって、
酸素や栄養が運ばれ、ウィルスなどの外敵から身を守り、細胞は生きつづけます。
血液循環を正常に保つことが、ひとつひとつの細胞の活性化に繋がり、
それが、体全体の活力を生み、免疫力・治癒力を高めます。 |
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水は、血液や体液となり、栄養や酸素を体の隅々まで届けるとともに、
老廃物、不要物、有害物などを体外へ運び出します。 |
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- 血管の総延長距離は、およそ10万キロ(地球2周半)
そのうち、およそ99%が、毛細血管です。
- 人の体重のおよそ13分の1(約8%)は、血液です。
- 体重60kgの人は、約4.8kgが約4.5リットルの血液
- 血液の約83%は水です。(体内の水全体のおよそ7〜8%)
- たった、コップ1杯の水(200cc)が、血液全体の約5%もの水分量に相当します。
- 1分間におよそ5リットルの血液が体内を循環します。
- 心臓は1分間に約70回拍動する。
- 心臓は1回の拍動で、およそ70mlの血液を送り出す。
- 1分間あたりの血液の循環量は総血液量にほぼ等しい。
- 1日、およそ7,200リットル(5X60X24)の血液が体内を駆け巡る。
- 1日、平均約1,440回(1X60X24) 血液が体内を循環している。
- 血液の循環、つまり“水”の循環によって、
- 酸素と栄養が、体の隅々に運ばれる。
- 体内の老廃物や不要物、二酸化炭素、有害物質などが、体外へ運び出され、新陳代謝が行われる。
- 細胞内の水も、約一ヶ月で入れ代わる。
- 体温を調節する。
- 細菌やウィルスをやっつける。
- 恒常性(ホメオスタシス)を維持する。
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体内の“水”は、腎臓や皮膚で浄化され、老廃物とともに排泄される。 |
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体内の老廃物・不要物を排出するためにも、“水”は不可欠です。
血液循環によって集められた老廃物や不要物などは、水とともに排泄されます。
充分な水分がなければ、血液循環・浄化は滞り、体内に毒素が溜まることで、
細胞の活動は衰え活力は失われ、治癒力・免疫力が弱まります。 |
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1日およそ2.5リットルの水が、体内の老廃物とともに、尿や汗となって排泄されます。 |
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- 1日、1.44リットル(1mlX60X24)の水分が尿となって排泄されます。
- 腎臓には、1分間に800〜1000mlの血液が送り込まれ、それを濾過して、およそ1mlの尿をつくる。
(1日およそ1500リットルの血液を濾過する)
- 尿とともに老廃物や不要物を排泄し、血液を浄化する。
- 汗や皮膚呼吸、肺呼吸により、約1リットル/日の水分が不感蒸発となって排出されます。
- 体重60kgの人であれば、体内の水全体の4〜5%が1日に排泄されることになります。
- 5%がなくなると、喉の乾きを感じる。(脳からの危険信号)
- 10%がなくなると、脱水症状がでる。
- 20%がなくなると、干からびて死ぬ。
- 健康な人は、摂取される水分量と排出される水分量は、
必ず同じになります。
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腎臓は、その機能が半分以下になるまでは、ほとんど自覚症状のない沈黙の臓器ですが、
腎機能の低下は、老廃物や過剰栄養素の排泄を滞らせ血液の劣化と血行不良を招くために、高血圧や動脈硬化をはじめとする様々な疾患を引き起こす原因となります。
つまり、脳や心臓の疾患は直接の死亡原因となるために注目されますが、これらの病を引き起こす原因のひとつは、血液の浄化不全、つまり腎機能の低下にあるため、脳血管疾患や心臓疾患の予防を考える上においては、腎機能を低下させないことがとても大切です。
一旦腎機能が劣化してしまうとその機能を回復させることは難しく、血液の浄化を促す水分の補給も控えなければならなくなるため、人工透析を必要とする破滅への悪循環へとどんどん突き進むことになります。
腎機能を低下させない一番の方法は、腎機能が正常なうちに、体によい水をこまめに補給し、腎臓に負担をかけない無理のない血液の浄化を促すことです。 |
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はたして、“体によい水”とは、どんな水なのでしょう? |
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水の基本的な働きは、冷静に考えれば、至極当たり前のことばかりです。
だからと言って、単に飲用に適した水を補給していれば、それでいいのでしょうか?
わたしたちの体をミクロな視点で考えると、
生体の基本となっているのは、およそ60兆個の“細胞”です。
細胞は、水に満たされたごく微小な生命体です。
細胞の生命エネルギーとは、いったい何なのでしょう?
また、細胞の命を支える血液は、その成分の83%が“水”であり、赤血球をはじめとする血球細胞や、様々な栄養素、酵素などの微小粒子が溶け込んだ水溶液です。
さらに、体の隅々まで血液を送る血管の99%は、太さ数ミクロンの“毛細血管”です。
血液が、この毛細血管の中をスムーズに流れなければ、細胞は活力を失っていきます。 |
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“健康のためにいい水”とは、
細胞レベルのミクロな視点から、水の特性や振舞いに注目した時、
生命活動の基本である“吸収・循環・浄化・排泄”をより効率的にする水、
つまり、“血液循環をスムーズにし、細胞を元気にする水”だと言えます。 |
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このような“水”を摂取していれば、体内の“水の循環”とともに、“蘇生への連鎖”が起こり、
やがては、すべての細胞が元気になり、体全体の活力が生まれてきます。 |
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体によい水をこまめに飲む! |
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血液がサラサラ健康になる |
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体内の老廃物が
スムーズに排泄される |
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血液循環(血行)が良くなる |
細胞や体内酵素の働きが活発になる |
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充分な酸素と栄養が隅々まで行きわたる |
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体全体の活力、抵抗力が向上する |
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脳や臓器の働きが良くなる |
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体によい水を、こまめに補給し、
血液循環をスムーズにすることは、
体の隅々まで、充分な酸素や栄養素を行き渡らせるとともに、
体内の老廃物や不要物などを、効率よく排泄することを促し、
体内細胞や酵素にとって、
より良い体内環境を維持することになり、
新陳代謝、エネルギー代謝を活発にします。 |
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大切なことなのでおさらいしますと、
私たちの体は、60兆個にもなる細胞からなり、その細胞ひとつひとつの命は、毛細血管を駆け巡る“水”が主成分の血液によって支えられています。
生命活動の基本となる「吸収・循環・浄化・排泄」は、血液の循環、つまりは“水”の循環によって成され、私たちは“水”に生かされていると言っても過言ではありません。
では、この血液循環が滞り、「吸収・循環・浄化・排泄」のサイクルに支障が出始めるとどのようなことが起こるのでしょう?
今日、『生活習慣病』と呼ばれる様々な慢性疾患と、血液循環との間には、どのような因果関係があるのでしょう? |
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生活習慣病予防の知恵 |
をご覧ください。 |
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