「マイナス水素イオン」の存在について
「水素水」の健康効果の研究をしておられる日本医科大学の太田教授は、ご自身のホームページ、日本医科大学太田教授研究室HP内の「一般の皆さまへ」の中で、「マイナス水素イオン(あるいはヒドリドイオン)は、生物が存在しえない特殊な状況下では存在することもありますが、生体内では存在しえないものです。このような非科学的な説明による商品が出回るのは非常に困ったものです。消費者の方々もだまされないように注意しましょう。」と述べられ、そのようなものを謳った商品は「いかがわしい商品」としておられます。
Dr. Langmuir

しかし、1932年に、原子状水素の発見によりノーベル化学賞を授与されたアメリカ人科学者アイルビング・ラングミュア博士の研究成果は、有機シリカ合成物でできた実験機器のガラス管に原子状水素(H)やマイナス水素イオン(H-)が付着することを明らかにしています。
米国の科学者フラナガン博士は、不老の霊水「フンザの水」の謎を解明する上で、このラングミュア博士の研究を元に、生体内にマイナス水素イオン(マイナス電荷)を供給するための基本原理を長年にわたって研究され、「フラナガン・マイクロクラスター・シリカ」としてシリカ水素化合物の生成を成し遂げられ、最終的に「マイクロハイドリン」や「メガハイドレート」として商品化されました。

「メガハイドレート」は、ノーベル賞学者の研究に裏づけされた革新的な技術によって開発された画期的な水素サプリメントです。

その事実として、メガハイドレートを水に溶かした際の酸化還元電位の変化は、シリカ水素化合物から放出される多量のマイナス水素イオン(マイナス電荷)によって瞬く間に-500mV以下となり、時間経過とともに水との反応によって溶け切れないほどの水素が生成されます。
また、強力な還元力を持つマイナス水素イオンが含まれているが故に酸化して茶色くなったリンゴを元の色に戻すことができます。

詳細は下記の論文(英文)をご参照下さい。 
Synthesis of a novel anionichydride organosiloxane presenting biochemical properties - Cory J. Stephanson, G. Patrick Flanagan - 1 November 2002

太田教授の見解は、フラナガン博士のこの研究内容と矛盾するため、太田教授に直接問い合わせたところ、『フラナガン博士の研究を否定するとも肯定するとも言っていません。全部を否定すると言っているわけではなく、「わからない」と申しております。』との回答を2012年11月10日にいただいております。

また、某水素水生成器の販売会社のホームページ内に、「マイナス水素イオン」を発生させる水素発生サプリメントに対する中傷めいた説明があり、そのホームページをご覧になられた方から多数お問い合わせをいただきましたので、この件についてパトリック・フラナガン博士より発表されている反論をここに掲載いたします。

「私の開発した製品には水素化ホウ素ナトリウムは含まれていません。このことは、ミネソタ大学の研究所で実施したイオンビーム分析機(Ion Beam Analysis)とマイクロX線解析装置(Micro Xray Diffraction)により多少のホウ素を含むシリカ化合物であることが検証されています。

ホウ素そのものは有害物質でないことは、日本の独立行政法人 製品評価技術基盤機構と財団法人 化学物質評価研究機構が主導した化学物質の初期リスク評価書の中で“ホウ素及びその化学物は現時点ではヒト健康に悪影響を及ぼすことはないと判断する”、と記載され、ラベル規制により表示することさえ必要ありません。」

発表内容全文は、 こちらをご参照下さい。

メガハイドレートは、アメリカ食品医薬品局 (U.S FDA; Food and Drug Administration)から抗酸化物質に富んだ栄養補助食品として評価され、安全で一切の副作用のないことが検査によって確認されており、その主成分であるシリカ水素化合物のマイクロクラスターシリカは、アメリカにおいては10年以上も前から抗酸化物質として数多くの人々が愛用されその恩恵を受けておられる成分です。また日本でも販売開始以来、数多くの方々にお買い求めいただいておりますが全く問題は発生しておりません。どうぞ安心してご愛用下さい。


注:サンゴカルシウムを原料としマイナス水素イオンを謳った日本製の水素サプリメントが数多く出回っていますが、フラナガン博士のマイクロクラスター・シリカを主成分とするものとは、原理も性能も全く異なる水素サプリメントです。詳細は、こちらをご参照ください。