水素水の健康効果 − 解明の軌跡|なるほど元気倶楽部

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“水素水”の健康効果 - 解明の軌跡
水素水が、健康のためにいいのは何故?

世の中には、「この水には病を癒す力がある。」とか、
「お医者さんでも治せなかった病気が水で治った。」といった話は、
古今東西多々ありますが、

極身近に存在する水にそのような力があるとは、にわかには信じがたく、
「消費者を欺くインチキ商品、悪徳商売だ!」
あるいは、
「科学的根拠のないニセ科学だ!」
などと非難される方もおられます。

何を隠そう、このサイトの運営者である私自身も、
大学で電子工学を学び、外資系の電子計測器メーカーに20年近く勤めた理系人間でしたので、
「そんな話は迷信みたいなものだろう。」と、
水によって自分の健康が左右されるなんて深く考えたこともなく、
ただ漠然と「いつまでも元気でいたい。」とだけ思っていました。

ビデオ 『生命の鍵 − 水』

ところが、私の体験談 − うんちは健康のバロメータ!(記:2007年)
に書いている通り、
自ら還元水素水の健康効果を体験したことがきっかけで、
電解水素水治療の第一人者である協和病院の河村宗典先生をはじめ、
いろんな人からの体験談やご感想を聞けば聞くほど、

ネット上に溢れる否定的な意見や感想はどこか間違っているんじゃないかと思え、
「なんで、水を変えるだけで、こんなに変るのか? その謎を明らかにしたい。」
という思いがどんどん強くなりました。

そして、電解水や水素水について書かれた本に始まり
生体の成り立ちと水や水素の体内での働き、
万病の元と言われる活性酸素、
”がん”をはじめとする様々な病気の発症原因と進行プロセスなど

いろんな観点から、数々の先生方の書籍を読んだり、
生活習慣病予防指導の資格取得の勉強をしたり、
ネットで調べたりして、知れば知るほど

水素水(還元水)というのは
薬物依存の対症療法的な現代西洋医学に頼るのではなく、
病気予防のために、自らの努力で病の根本原因に働きかける健康法
人々に提供できる大きな可能性を秘めている」
と思わずにはいられなくなったのです。

そして、そんな私が、諸先生方の本などから学んだ知識や自らの考察を、
みなさんにお伝えしたいという衝動にかられ作成したのが、
この「なるほど元気倶楽部」のホームページです。

何故、そのような衝動に駆られたのかというと、
きちんと実践すれば、
水を飲むだけながら、非常に効果が高い革命的な健康法
であるが故に、
『より多くの方に、この健康法を実践していただきたい!』と思ったのですが、
あまりにも単純過ぎる健康法なので、

その理屈を、正確かつ明確にお伝えしなければ、誤解を生じたり、
一般の方々には、なかなか信じてもらえない。

さらに、
利益の多くを医療保険からの診療報酬に依存している日本の医療機関が採用すると、
医薬品の使用量が減って採算が取れなくなり、
病院の経営が成り立たなくなる可能性があります。

国民皆保険制度が充実し、保険適用外の治療法は胡散臭いと思われる日本では、
お医者さんが「水素水を飲んで病気を治しますか?」
なんて、患者さんに問いかければ、
よほど実績を積んで、世間で良い評判になっているお医者さんでない限り、
それこそお医者さん自身が、患者さんから疑いの眼で胡散臭く思われるでしょう。

また、大学病院や総合病院などでは、
その病院独自あるいは医学会によって決められた「治療ガイドライン」があり、
それに沿わない「水素水」を一般の治療に用いることは認められません。

例え、リスクを承知の上で、治療に応用したり、患者さんに薦めたとしても、
何か問題が起こった時には、責任を問われることになりかねないので、
大多数のお医者さんは、
それがどんなに世間で騒がれようと、端から「水素水」など眼中になく、
その健康効果について勉強されることはないのです。

(これら以外にも、国民皆保険制度や医師への診療報酬制度などの医療制度上の問題、
医師法や薬機法(旧薬事法)などの法律上の問題など様々な理由があります。)


などの理由から、よほど良心的で聡明なお医者さんでない限り
お医者さんが「水素水」を薦めたりは、決してしない!
から、ますます信じてもらえないと思えたからです。

病気予防のため、老化予防のための健康法であり、
あくまでも、みなさんが自助努力によって行うべき健康法だから
正しい情報がなければ、大きな誤解や否定的な意見ばかりが目立ち、
いつまでたっても、正しく理解されず広まらないと思えたからです。

もし、貴方が
「いつまでも若々しく健康でありたい!」と願っておられるのなら、
騙されたと思って、一度最後まで読んでみて下さい。

目次
  1. 2016年 − 『国民生活センター』による水素水調査報告の発表
  2. 2005年 − 水素水ブームの先駆け 日本医科大学 太田成男教授の論文発表
  3. 1958年 − 電解水素水「シンノオル液」− 水素を含んだ飲料水のはじまり
  4. 1965年 − 厚生省が、電解陰極水(電解水素水)の整腸作用を認める
  5. 1980年 〜 水と健康の研究集団「生命の水研究所」の誕生に至るまで
  6. 1985年 − 神戸市 協和病院での電解水素水を使った臨床研究のはじまり
  7. 1992年 − 日本テレビの「驚異の水」報道と『国民生活センター』によるネガティブキャンペーン
  8. 1997年 − 九州大学 白畑実驪ウ授による「電解水素水の活性水素による活性酸素消去能」に関する論文発表と今日に至るまで

いきなりネガティブな話題からのスタートになりますが、
水素水に関する最近のトピックスとして、

2016年(平成28年)12月15日に、独立行政法人『国民生活センター』
下の写真にある「飲用水素水」10銘柄と「水素水生成器」9銘柄
について
調べた結果を公表した
「容器入り及び生成器で作る、飲む「水素水」
−「水素水」には公的な定義等はなく、溶存水素濃度は様々です−

と題する調査報告とその「報道発表資料」

それに呼応して、2017年(平成29年)3月に
水素水関連会社3社に対して消費者庁から行われた行政指導の
「景品表示法違反に基づく措置命令」があるのですが、

国民生活センターや、消費者庁のお役人さんが、
「水素水」や「還元水」について、どれほどの知識をお持ちなのか?
国民の健康増進に対して、あるいは、40兆円を越える国民医療費に対して
どれほどの問題意識をお持ちなのか?
どれほどの調査をされた上で、今回の発表なり措置命令を出されたのか?
私には知る由もなく、
お役所仕事だから、これも仕方ないことなのでしょうが、

今回の発表内容は、景品表示法違反、あるいは、薬機法(旧薬事法)違反など
広告宣伝表現に関する法律上の問題のみを取り上げて、
水素水の効果についての本質的な問題には言及せず、
消費者に大きな誤解を与える発表がなされたと思えてなりません。

実際、公的な機関が否定的な印象を与える調査報告をしたことにより、
「水素水に効果なし」と受け取れるような内容のマスコミ報道があり、
ネット上には、水素水を否定する書き込みが溢れていますが、

遡ること四半世紀ほど前にも、
水を電気分解してつくる飲料用の電解陰極水(電解水素水)に関して、
ほとんど同様のことが起こっています。(注:詳細は、後述しています。)

通常、このような公的機関や行政機関からのネガティブな発表や指導があると、
一時的に、ブームは沈静化されます。
そして、その発表通り、誇大広告や偽りの効果を謳っていたりして、
商品そのものが、消費者の期待を裏切るものであったなら、
そのまま忘れ去られ、二度と日の目を見ることはありません。

しかし、今回の「水素水ブーム」や
それに対する公的機関からのネガティブな発表というのは、
決して、初めて突発的に起こった一時的なブームに対する警告などではなく、

実は、半世紀以上に及ぶ長い「水素水」の歴史の中で、
幾度となくネガティブな印象操作や批判があっても、
決して忘れ去られたり、自然消滅することなく
その延長線上で、再び起こった出来事に過ぎないのです。
まさに「歴史は繰り返す」と言ったところです。

なぜ、水素水(還元水)は消え去ることなく、歴史は繰り返されるのか?
それは「本物の水素水(還元水)」には
科学や医学では解明し尽くせてはいないが、消費者の期待を裏切らない確かな効果
があり、根強い愛好者とともに確かな実績があるからなのです。

それでは、なぜ、そんな根強い愛好者とともに確かな実績があるのか?
説明したいと思うのですが、

今日、「水素が溶け込んだ水」であれば、
水そのものの特性や製法にあまり関係なく、『水素水』と呼ばれています。
しかし、水に水素を溶かし込む方法によって水の特性が異なり、
その効果の出方の度合いが違ってくるため、
同じ「水素水」であっても、その製法ごとに分類する必要があります。

そこで、まず、「水素水」という呼称誕生の歴史的背景と
水素水の種類についてご理解いただいた上で、

水素水には、本当に効果があるのか、ないのか?
あるとすれば、みなさんにとってどれ程有益なものか?
を、皆さんご自身でご判断いただけるように、

水素水ブームが起こり、「水素水が身体にいい!」と言われるようになるまでの
半世紀以上の歴史の中で、どのような出来事があり、
どれほど研究されてきたのか?
その軌跡を辿ってみたいと思います。

水素は、活性酸素を除去できる。
太田成男教授今日の水素水ブームの先駆けとなった研究論文は、
およそ10年前の2007年(平成19年)5月
アメリカの科学雑誌「Nature Medicine」にて発表された
日本医科大学大学院 細胞生物学太田成男教授(2017年3月で定年退職)らによる

「強い酸化力でタンパク質や遺伝子の本体であるDNAなどにダメージを与え、
がんや多くの生活習慣病を引き起こすとされる活性酸素を、水素ガスで効率的に除去できることを動物実験で突き止めた。

水素をとけこませた水の影響を培養細胞で調べたところ、
酸化力が強くて体に有害な「ヒドロキシルラジカル」という活性酸素を除去できることがわかった。」といった内容の論文です。
(Youtubeにあった2007年論文発表時のNHKと民放の報道です。)
この論文は、従来の医療の常識から判断すれば画期的な内容であるが故に
様々な注目を集め、新聞やテレビニュースなどのマスコミにも取り上げられ、
この論文の発表以後、水素の健康効果に対する関心が高まり、

“水素”を体内に摂り込むために、
天然水に水素を溶け込ませた水そのものを容器にいれた“水素水”
家庭で水を電気分解して水素水を作る”水素水生成器”
体内で水と反応させて水素を生成する“水素サプリメント”など、
様々な水素関連商品がブームになるとともに、
水素水や水素ガスを治療に応用する研究を始める大学病院なども現われました。

しかし、水素の活性酸素消去能とそれによる医療的な効果というのは、
太田教授が日本で最初に発見された訳でもなければ、
それに端を発して突然起こりはじめた物理現象という訳ではありません。

太田教授が、2007年(平成19年)に論文を発表されるさらに10年前の
1997年(平成9年)九州大学の白畑實隆教授(2016年3月に退官され、現在は名誉教授)によって
九州大学の白畑實隆教授
白畑實隆教授
『水を電気分解することによって、電解陰極水中に生成される活性水素が活性酸素を消去する』といった主旨の論文が、
アメリカ生物科学誌「BBRC(BIOCHEMICAL AND BIOPHYSICAL RESEARCH COMMUNICATIONS)」誌に発表され、これ以降、“水に溶け込む水素による健康効果”をめぐる議論が研究者レベルで起こり、太田教授の論文発表へ繋がっていきます。

ここで、注目すべきなのが、
白畑教授の研究論文においては、
「水を電気分解することによって陰極(マイナス極)側で生成される電解陰極水」
について研究されている点です。

電解陰極水中には、次の化学式で示される通り水素が生成されます。

水(H2O)は、還元される(電子e-を与えられる)と水素(H2水酸化物イオン(OH-が生成され弱アルカリ性になる。
元々、日本国内では、電解陰極水を日常的に飲む健康法が半世紀ほど前からあり、
1980年代初頭あたりから電解陰極水のことを、
「アルカリイオン水」と呼ぶことが一般的になりました。

ところが、”アルカリイオン”という呼称は化学的な意味の無い造語だったために、
電解陰極水は、水に電子(マイナス電荷)が送り込まれ化学的に還元された水
となることから、
電解陰極水を“電解還元水”と呼ぶことが提唱されます。

さらに、白畑教授の論文発表を機に、
電解陰極水中に生成される水素が注目されるようになったために、
『水素豊富水』とか『活性水素水』といった呼称が使われ始め、

その結果、水を電気分解することによって生成される陰極水は、
「電気分解(電解)によって還元された水である」、
「pHをアルカリ性にする水酸化物イオンが増える」、
「(活性)水素が豊富に溶け込んだ水になる」などの特長を示すために、

“アルカリイオン水” や “電解還元水”をはじめとして、
“アルカリ還元水”、“電解水素水”、“電解還元水素水”、”活性水素水”、”水素豊富水”
さらには、“アルカリ還元活性水素水”など
水素水生成器のメーカーごとに様々な呼び名が付けられるようになります。

水を電気分解する水素水生成器(電解整水器、アルカリイオン整水器)の性能とか、
貯水式か、流水式かといった機器の構造
さらには、電気的な設定条件や水の流量など電解時の条件によって、
出来上がる水素水の特性や溶存水素濃度は違ってきますが、

「電気の力によって水にマイナス電荷(電子)を与え還元することによって
水素が生成されて水に溶け込む」という基本原理は全く同じ
であり、
それぞれの呼称ごとに明確な定義の違いがある訳ではありませんでした。

つまり、元々『水素水』という呼称は、白畑教授の論文発表以後に生まれた
「電解水素水」を意味する呼び名だったのです。

ところが、先に紹介した日本医科大学の太田成男教授の発表以後、
電気の力によって水を還元して水素水をつくるのではなく、
単に、水に水素ガスを高濃度に溶け込ませただけという
全く異なる製法によって作られた水素水そのものを
アルミパウチやアルミ缶に封入した
下の写真のような商品が出回ったために、

現在では『水素水』と呼ばれる水は、
ご家庭で還元水素水生成器を使って水道水を還元して作られる『還元水素水』と、
水素ガスを高圧バブリング充填した水をボトリングした『水素ガス充填水』の2つに
大きく分類することができ、
その製法別に呼称をおおまかに整理すると、

となります。
(注:ミネラルイオン化方式と水素サプリメントについては、後ほど詳述します。)

同じ水素が溶け込んだ水としての”水素水”であっても、製法の違いは、
水そのもののpHや表面張力、酸化還元電位(ORP)、
水に溶けているコロイド状ミネラル(電解質濃度:硬度)、
さらには電気伝導率などの水の特性の違いとなってきます。
(注:各特性が何を意味するかは、別項で説明します。)

この製法に依存する水そのものの特性の違いが、
生体に及ぼす影響の違いとなることも充分に考えられるため、
ここでは、長い歴史の中で様々な呼び方がなされた電解陰極水は、
説明の上で支障がない限り「電解陰極水」または「電解水素水」
ボトルに入れられた水素ガス充填水を、「ボトリング水素水」
として、区別して呼ぶことにします。

それでは、「電解水素水」や「ボトリング水素水」などの
水素が溶け込んだ水』が、
どうして健康に良い効果を及ぼすことが発見され、
社会現象となるくらい注目され始めたのか?

なぜ、これらの水には病を癒やし予防する力があるのか?
本当に健康に良い効果を及ぼすものはいったい何なのか?
そして、現在ではどこまで研究が進んでいるのか?

半世紀以上にわたる水素水(電解陰極水)の歴史の中で、
その普及にご尽力された諸先輩方の功績を紹介しながら考えたいと思います。

水素を含んだ飲料水のはじまり

水(H2O)は、還元される(電子e-を与えられる)と水素(H2水酸化物イオン(OH-が生成され弱アルカリ性になる。
今では、「水の電気分解」として高校の化学で教えられるほど基本的な化学現象ですが、200年以上前の1800年にイギリス人、ニコルソンカーライルによって世界で最初に水を電気分解して酸素と水素が発生することが発見されました。

この基本原理を用いて飲料用の電解水素水をつくる電解整水器が誕生したのは、
フランスの奇跡の水「ルルドの泉」発見から100年後の1958年の日本です。

諏訪方季氏
諏訪方季氏
医療電機メーカーの諏訪電気工業所社長であった諏訪方季(すわみちすえ)氏が考案された「シンノオル液製造器」(水の電気分解装置)の発明が、水素が溶け込んだ水と言える“水素水”の起源と言われており、電解水素水、つまり”水素が溶け込んだ水”は、
すでに50年以上の歴史を持った水なのです。

ここからは、1993年(平成5年)4月に出版された「生命の水研究所」編集の
「検証 アルカリイオン水」に書かれていた内容をまとめたものです。

第一次電解水素水ブーム
医療電機メーカーの諏訪電気工業所社長であった諏訪方季(すわみちすえ)氏は、
1931年(昭和6年)ごろから、電子医学の研究に取り組み、
6年後の1937年(昭和12年)頃から、水と電気との関係性に着目し、
水の持つエネルギーが動植物に与える影響を見るために、
水質について様々な電気的実験を試みた結果、
遂に、1952年(昭和27年)水にエネルギーを与え活性化する器具として、
最初の水の電気分解装置を開発されます。

この装置を使い電気分解した水が動植物へ及ぼす影響力について
実験調査し続けておられたところ、この実験に
東京大学農学部の農学博士秋葉満寿次(あきばますじ)教授が強い関心を持たれ、
諏訪氏は、秋葉教授の協力を得て本格的な動植物実験に取り組まれます。

その結果、予想以上の好成績を得られて、
1954年(昭和29年)には、農業用の電気分解水生成器として
「シンノオル電子農機」が発売されたことにより、

東京農大、群馬大学、宇都宮大学などの農学者たちによる「シンノオル電子農機」の農業への応用効果を見る実証実験が行われ、
確かな成果を示す研究データが次々と発表されたことから、
「シンノオル農法」として新聞にも取り上げられ話題となりました。

(注:現代においても、電解水は農業面で活用されており、
電解水素水の農業活用により草津メロンの収穫量と質が“2年連続”約130%向上
などの成果が出ています。)


「植物に効果があるのであれば、人間にも効果があるのではないか?」
そんな思いから医療への応用が検討され、
多くの医師・一般利用者による臨床実験・使用体験によって病気治療・健康維持増進への効果や安全性も確認され
1958年(昭和33年)、「シンノオル液製造機」として、
日本初の飲料用の電解水素水生成器が誕生しました。

5年前の1953年(昭和28年)に、テレビ放送が開始されたばかりで、
テレビはほとんど普及しておらず、
もちろん、インターネットなどは、まだないこの時代に、
この日本初の飲料用電解水素水生成器が、世間に広まるきっかけとなったのは、
警視庁内のお偉方の間で流行った「妙な飲み水摂生法」だったのです。

諏訪氏の知人で科学警察研究所の山田所長は、
ひどいジンマシンで悩んでおられたため、
諏訪氏から電解水素水である「シンノオル液」の飲用を勧められます。

そして、飲用を開始して2〜3ヶ月ほどした頃には、
多少脂っこいものや刺激性のものを食べてもジンマシンは出なくなり、
長年の病気も解消したそうです。

この山田所長の体験談が警視庁内で話題となって
警察関係の多くの方が「シンノオル液」の飲用を始め、
それぞれの方が抱えていた様々な症状が解消されていきました。

この奇妙な出来事が、1959年(昭和34年)1月13日付けの朝日新聞に、
「警視庁のオエラ方の間で妙な飲み水摂生法がはやっている。・・ 中略 ・・ 
科学捜査研究所の山田所長はじめ本田鑑識課長、秦野捜査課長、
渋谷調査課長、浅沼通信総務課長といった怖い人たちが、
電解器を事務所において、来客にまですすめている。」
といった記事として掲載されるとともに、
その噂が全国の警察署に広まって行きます。

1959年(昭和34年)5月27日付けの西日本新聞にも、
「九州管区警察本部はこのところ“水”ブーム。
水といってもただの水ではなく、電気分解でつくった水。
村井局長、高木公安部長をはじめ幹部連がこの”水”の愛好者。
・・ 中略 ・・ 和田部長は「警視庁、警察庁でも今この水の信者は増え、
横綱栃錦もこの水を飲んでジンマシンを治したからあれだけの活躍ができたのだ。
慈善事業と思ってすすめている」」といった記事が掲載され、

「警察関係の方々が使っているのだから、インチキなものじゃなく、
確かなものなのだろう。」と、「シンノオル液製造器」の評判は高まり、
警視庁から政界、さらには財界や芸能界、医療関係者
そして、一般の方々へとその愛用者が広まっていきました。

その結果、高血圧、糖尿病、腎疾患や湿疹類、気管支喘息など、
難治性の慢性疾患に対する医師による臨床例や治験例、
一般利用者による体験例など様々な報告がなされることになり、

「シンノオル液製造器」発売からわずか2年後の、
1960年(昭和35年)3月には、東京大学構内の学士会館分館に関係者が集い、
「第一回 シンノオル液医学農学研究会」が開催され、熱心な討論が行われます。

その後も、東京大学、順天堂大学、千葉大学、科学警察研究所などの研究機関や
開業医などの一部の熱心な医療関係者や農学者が研究を続け、
数回にわたって研究会は開催され、様々な事例や効果は確認できましたが、
その効果の根拠についての確かな解明がなされなかったために、
医療業界全体が動くまでには至りませんでした。

(注:以上は、「検証 アルカリイオン水」に書かれていた内容をまとめたものです。)


1962年(昭和37年)には、当時の内務省衛生局(現在の厚生労働省に当たる)に、
別の事業者によって製造された電解水素水生成装置が持ち込まれ、
医療機器としての製造許可が申請されるなど、
本格的な事業活動としての動きが起こり始めます。

このような世の中の動きに抗しきれず、
1965年(昭和40年)に、厚生省薬務局長から
「電解陰極水は、飲用して慢性下痢、消化不良、胃腸内異常発酵、制酸、胃酸過多に有効である。」といった内容の通達「薬発第763号」が、
各都道府県長宛に出されるとともに、
1966年(昭和41年)には、貯槽式電解水生成器「シンノオル液製臓機」は
厚生省の承認を受け、医療物質生成器として製造認可されたのでした。

(注:平成10年3月発行の医薬発第318号にて、昭和40年発行の薬発第763号は廃止され、それに代わって、平成16年厚労省告示第298号にて示された機械機具83「医療用物質生成器」にて、家庭用電解水生成器は、上記の効能を有する家庭用医療機器として規格化されています。)

最近の医療研究では、腸内細菌(腸内フローラ)と免疫力や発病原因との
因果関係が明らかになってきており、
「電解水素水の日常的な飲用によって腸内環境が改善される。」という効果が、
人々の健康維持に役立つことが、
医学的にようやく明らかに成りつつあります。

ところが、医学理論が未熟で、薬物療法が主流だったこの時代では、
「なぜ、電解陰極水にこのような力があるのか?」という
医学的な研究対象としての価値は見過ごされ、
一部の熱心な開業医などの医師を除いては、
医学部などの医療研究機関をはじめとする医学界はまったく興味を示さず、
むしろ、権威を持った大学教授などが否定的な反論や異論を唱えるばかりで、

電解水素水の作用機序を医学的に解明しようと考える聡明な研究者は現われず、
その研究はなおざりにされたまま
民間療法のひとつとして「シンノオル液を飲むと体調が良くなる」
という評判だけが口コミで静かに広まっていきました。


そして、厚生省の通達から10年ほど経過した1975年(昭和50年)頃、
東京警察病院の産婦人科と泌尿器科の勤医務だった
篠原秀隆(しのはらひでたか)医師(1934年生まれ)は、
40歳前後で、過労により高血圧、高脂血症、慢性じんましん、
自律神経失調症などの病気を患い、身体はボロボロになって異常にかゆく、
頭髪はゴソッと抜け、はげて残った髪は白くなっていました。

そんな折り、休日に出向いた海辺で、砂浜に寝転び日光浴をしたり、
シュノーケルをつけて海に浮かんだりして過ごす内に、
身体の不調を感じなくなったことから、
「これだ!」という直感のような”水治療”の閃きがあり、

1980年(昭和55年)ごろから、
警察病院内で、日本の医師として最初に、
全身浴と「電解水素水」の大量飲料を治療に応用した”水治療”を始められます。

1986年(昭和61年)には、
水治療で治ったリューマチ患者さんからの申し出によって、
警察病院を辞め、東京都心に「本宿クリニック」を開業し、
本格的な”水治療”を取り入れた医療研究を始められ、

その後、埼玉県の「鳩山ニュータウン診療所」に移られてからは、
その画期的な治療効果の評判とともに、
診療所を訪れる患者は全国に広がって行きました。
(注:2006年3月末に鳩山ニュータウン診療所は閉所され、現在あるものは違います。)

この頃になると、電解水素水の飲用により奇跡的な体験をされ、
人生が一変した方も現われます。
現在は、「生命の水研究所」所長で、「水博士」として水と健康の関係についての研究と情報発信をしておられる
小羽田健雄(こはだたけお)氏(1949年生れ)もその一人です。

小羽田氏は、幼少の頃から重度のチック病を患い、その治療の副作用などから、
成長とともに、胃腸障害、貧血、狭心症、皮膚疾患、肝硬変、腎臓病、
さらには、篠原秀隆医師と同じように自律神経失調症を患いながらも、

1987年(昭和62年)、38歳のとき、命を落とす寸前に、
電解水素水(アルカリイオン水)と出会い九死に一生を得られます。
それがきっかけとなり、開業医となって”水治療”の医療への応用を本格的に始められたばかりの篠原秀隆医師と出会われます。
(注:詳しくは、「アルカリイオン水 飲んだらこう変わる」に記載されています。)

また、日本電子(株)で、NMR(核磁気共鳴)分光法の研究に従事しておられた
松下和弘(まつしたかずひろ)氏(1946年生まれ)は、
NMR分光法の応用技術として「水」の科学的評価法を検討し、

1990年(平成2年)4月、第55回日本化学学会において、
「健康によい水やおいしい水など、生命体にかかわる水はクラスター値が小さい」
という「水分子クラスター理論」を発表され、大変な注目を浴びます。

(注:別項で詳述しますが、「水分子クラスター理論」は、電解水素水(アルカリイオン水)の効果を説明するための科学的な理由付けとして用いられ、
一般の方々にまで「(水分子クラスターの)小さな水」として広まりましたが、
後々、理論的に間違っていると反論する学者も現われました。
ただし、事実として存在する「効果そのもの」が、
それを理由付けした「科学的理論の間違い」によって否定されるものではありません。)


電解水素水(アルカリイオン水)を通じて意気投合した、
篠原秀隆医師、松下和弘氏、小羽田健雄氏の三人は、
1988年(昭和63年)に、「生命の水研究会」を結成し、
電解水素水(アルカリイオン水)だけでなく、水道水や各地の天然水なども含め、

松下和弘氏が、健康にとって良い水の評価法を研究しながら、その理論づけを行い、
篠原秀隆医師が水治療によって、松下氏の理論を実証しながら実績を積み上げ、
小羽田健雄氏が、お二人の実績や理論をまとめて広報活動を行う。
といった役割分担をして、 健康にとって良い水の探求を始められたのです。

3年後の1991年(平成3年)には、(株)「生命の水研究所」を設立して、
今日まで、健康になるための水の探求とその普及活動に尽力されました。
参考文献
「(株)生命の水研究所」の先生方が執筆された水と健康に関する書籍 
1990年11月 1992年1月 1992年6月 1993年4月 1998年4月

2002年6月 2002年8月 2005年5月 2006年10月 2011年10月

話が少し遡りますが、
シンノオル液誕生から20年ほどが経過した1979年(昭和54年)には、
電解陰極水の評判は高く、某大手家電メーカーの知るところとなり、
「電解陰極水は、アルカリ性を示す水酸化物イオン(OH-が豊富な水になる。」という特性をもとに、水道蛇口直結タイプの流水式電解水生成器を
「アルカリイオン整水器」として販売を開始したことで、
『アルカリイオン水』という科学的根拠のない呼称が、
電解陰極水の評判とともに口コミで広がり一般的に認知されるようになります。

「水の電気分解」という現象は、化学的に単純で当たり前過ぎたために、
充分な検討がなされないまま、

「人の体液は弱アルカリ性なので、
陰極水のpHが、「弱アルカリ性」になることがいいのではないか」
という単純な思い込みによって、
陰極水中に生成される”水素”ではなく、
アルカリ性を示す水酸化物イオン(OH-)に着目してしまったために、
“アルカリイオン”という科学的に無意味な俗語を生んでしまいます。

これが、後々、「アルカリ性が身体に良い」という人々の誤解と思い込みを生み、
「肉類などの酸性食品は健康に良くない、
野菜などのアルカリ性食品がいい」と言った
間違った健康法の俗説までもが一時的に流布する元になってしまいました。

結果的に、人々の関心が、酸性かアルカリ性かというpHに奪われたために、
「電解陰極水中に生成される“水素”による健康への効果」という
医学的な研究対象としての重要な価値を見逃す悲劇を招いてしまったのです。

(注:1992年(平成4年)に『アルカリイオン整水器協議会』という呼称で設立された業界団体は現在もまだその名称のまま存続しています。
また、キリン「アルカリイオンの水」と称するボトリングされた水も販売されています。)

さて、話を元に戻しましょう。
厚生省からの電解水素水に関する通達の発表から20年の歳月が経ち、
関東では、篠原秀隆医師が、東京警察病院を辞め、
東京都内で開業医として独立し、”水治療”を本格的に始めようとされていた頃、

関西では、
1985年(昭和60年)「なぜ、電解水素水に病を癒やす力があるのか?」
の謎を解明しようと、
この水に秘められた力を信じた二人の医師が
本格的な電解水を用いた臨床治療の研究を始めることとなります。


林秀光医学博士
22年間外科系の臨床医として過ごされた後、
全国の電解水素水飲用者から体験談を集められ、
「この水には医療に役立つ力があるのではないか?」
といち早く気づかれた林秀光医学博士は、

神戸市西区にある協和病院の院長であり、
神戸大学医学部の後輩にあたる河村宗典医師に、
口コミで広がっている電解水素水の効果を話しながら、
飲用者の体験談を見せ協和病院内で使われることを勧められます。

当初、林秀光医師の話に半信半疑だった河村宗典院長は、
全く得体の知れない水を、
いきなり自分の病院の患者さんに勧める訳にはいかなかったので、
まず自ら試してみることにします。

河村宗典先生
協和病院 - 河村宗典院長
自宅に電解整水器を取り付け、
家族といっしょに何日間か飲んでみられたところ、
なぜか体の調子が良く、便の臭いも無く、
二日酔いをしなくなり、
「これは、もしかしたらすごい水なんじゃないか!」
という予感を持たれたのです。
そして、
いくつかの偶然もあって数名の患者さんが自ら進んで試されたところ、
医学的には説明できない驚くべき効果があり、
河村宗典先生は、林秀光先生とともに協和病院内で電解水を本格的に使い、
今後の医療に役立てるべく水が病を癒やす謎を解明する決意を固められたのでした。

協和病院内で様々な疾病に悩む患者さんたちに、
患者さんの意志にもとづき自由に飲んでいただいたところ、
従来の医学の考え方では説明できない様々な改善症例があり、

「なぜ、これほどまでの改善効果があるのか?」

お二人で議論を重ねながら、
林秀光先生はこれらの改善症例を書籍にまとめるとともに
各地で講演会を開き電解水素水の普及活動を進められ、

河村宗典先生は協和病院にて、
他の病院で見放された患者さんたちに救いの手を差し伸べるべく
臨床治療を続けられました。
(詳細についてはこちらをご参照下さい。)

参考文献
林秀光医学博士がこの時期までに執筆された書籍
1990年6月 1991年3月 1992年3月

そして、
臨床研究を始められてから7年後の1992年(平成4年)6月
お二人の先生のご尽力が大きな反響を呼ぶ画期的な出来事が起こります。

日本テレビの報道番組「きょうの出来事」の中で、
“驚異の水”と題して協和病院の河村宗典院長による
「電解水を用いた糖尿病による壊疽の治療例」が報道されたのです。
ビデオ 『協和病院 - 電解水による糖尿病性壊疽の治療』 (同時英語が流れます)
当時としては、
報道の内容は医学会の常識を覆すほどの衝撃的な内容だったために大反響となって、
同年8月にも放送され、
これがきっかけとなって、日本中で“電解水ブーム”が沸き起こります。

9月には、電解水素水の正しい知識と使い方の啓発を目的として、
関連企業が参画・集結し
『アルカリイオン整水器協議会』という業界団体が設立され、
数多くの電解整水器メーカーによる販売合戦が繰り広げられました。

(これは余談ですが、
現代では「iPS細胞などによる再生医療」が話題になっていますが
河村宗典先生は、25年以上も前に、電解水を用いることによって、
「自己治癒力の活性化による再生医療」という
医療の常識を覆す偉業を成し遂げられていたのです。

今でも、「上の報道内容はでっち上げだ。」とおっしゃる方もおられるのですが、
それは、現代医療が犯されている「医薬品頼みの糖尿病治療法」に洗脳されていて、
「なぜ、糖尿病になるのか?」 
「なぜ、電解水で糖尿病が改善されるのか?」を考えようとしないからです。)
治療例報道
アルカリオン整水器協議会のホームページ「アルカリイオン整水器の市場動向」より

1992年(平成4年)当時は、
MS Windows搭載のパソコンが普及し始めたばかりの頃で、
家庭向けのインターネットなどは、まだ出来ておらず、
確かな情報の入手が困難な時代だったのと、

その時点では、
電解水素水についての医学的・科学的なエビデンス(証拠)を説明できるような研究がほとんどなされていなかったために、
「なぜ、効果があるのか?」とか
「どれくらい飲まなければならないのか?」といった
確かな治療効果を得るための的確な情報が明らかにされないまま、
「水が薬になる」という短絡的な誤解だけが、消費者の間に広まってしまいます。

当然、電解水素水を『薬』だと早合点して少量しか飲まなかった人に効果はなく、
電解水素水の効能についての誇大広告やそれに対する批判、
『薬事法』違反ではないかという消費者からの苦情などが起こり、
購入者と電解整水器メーカーとの間で、多数のトラブルを巻き起こすこととなり、

挙げ句の果てに、同年10月には、
『国民生活センター』から電解水素水に対する否定的な見解が出され、
それに続いて、
厚生省から電解整水器メーカーに対する薬事法違反などの指摘があり、
電解水ブームは徐々に沈静化するとともに、
「所詮、水は水であって、薬のような治療効果などない。」という
懐疑的な消費者心理
を生み出す結果となりました。

ところが、この出来事がきっかけとなり、
翌年の1993年(平成5年)に、
厚生省の外郭団体として財団法人「機能水研究振興財団」が設立されるとともに、
京都大学医学部糸川嘉則教授を委員長とするアルカリイオン水検討委員会にて、
電解水の効果・効能に関する本格的な学術的研究が開始されることになったのです。


また、林秀光先生は、日本テレビの報道や『国民生活センター』からの発表によって出来てしまった「水が薬になる」という短絡的な誤解を正すとともに、
「所詮、水は水であって治療効果などない。」という懐疑的心理を解くべく、
執筆と講演活動を続け、電解水素水の普及活動に尽力されました。

参考文献
林秀光医学博士が「国民生活センター」からの発表以後に執筆された書籍
1992年12月 1993年7月 1994年8月 1995年10月 1996年11月

活性酸素の消去剤は、電解還元水中の“活性水素”である
1995年(平成7年)、独自の立場で「抗酸化物によるがん治療」の研究をしておられた九州大学農学部の白畑實隆教授は、

「水素を豊富に含むアルカリ性電解陰極水(以下、電解水素水)の日常的多量飲料により体内の活性酸素が消去され、さまざまな疾病が改善される。」という仮説を唱える林秀光医学博士と出会い、
電解水素水の活性酸素消去能を理論的に実証するための研究を始められます。

そして、報道番組「きょうの出来事」での『驚異の水』の放送から5年後の
1997年(平成9年)5月
「活性酸素の理想的な消去剤は“活性水素”であるといえる。
“活性水素”とは、水を電気分解すると、陰極側で生成される還元水中に存在する反応性の高い原子状水素である。」
といった内容の論文を、
アメリカ生物科学誌「BBRC(BIOCHEMICAL AND BIOPHYSICAL RESEARCH COMMUNICATIONS)」誌に発表され、

その論文の内容が、
5年前の電解水素水ブームを理論的に裏付けるものであったが故に、
電解水素水は、再び大変な注目を浴びることとなります。

そして、この論文発表を機に、水に溶け込む水素が注目されはじめ、
「電解陰極水の活性酸素消去能の源は、
豊富に溶け込んだ“水素(活性水素)”によるもの。」
ということを強調するために、

電解陰極水(電解水素水)のことを、
「水素豊富水」、あるいは、「活性水素水」と呼び始めたことがきっかけとなり、
『水素水』という呼称が使われ始めました。
<白畑教授については、還元水研究の第一人者 - 白畑實隆教授をご参照ください。>

白畑教授は、2003年(平成15年)に執筆された自らの著書『人間の体に「本当に良い水」はこれだ!』の中で、
「実験室レベルの研究では、単に水素ガスを充填した水では、還元作用を示さなかった。」と記されており、
分子状水素ではなく活性力の高い“原子状水素”が存在しなければ充分な還元力を持った水にはならないとしておられます。

参考文献
白畑實隆教授の論文発表後に、林秀光医学博士が執筆された電解水素水に関する書籍
1998年7月 1999年9月 1999年11月 2000年6月 2001年2月

 30年間の臨床例から 水が教えてくれたこと
「電解水素水」があなたの体を変える!
電解水素水の臨床治療の先駆者 協和病院院長の河村宗典先生が、あらゆる病気に悩む方に贈る「水素水ライフ」とは?
糖尿病が治ったり、アトピーの克服から、がん治療まで、世界中の誰よりも電解水素水の秘力を知り尽くしておられる河村宗典先生が、30年以上にわたって蓄積された電解水素水の臨床治療成果をここに紹介。

河村宗典先生は、30年以上にわたって電解還元水(電解水素水)を医療の現場に役立てる研究をしてこられ、様々な困難に出会っても試行錯誤を繰り返し、それを克服しながら、
病に苦しむ数多くの患者さんたちとともに治療効果を上げることのみを考えながら確かな実績を積み上げてこられました。

この間、電解水や水素水についての様々な議論や中傷が起こっても黙して語らず、
患者さん向けのセミナーや全国各地での講演会などを行いながら、
常に患者さんと向き合い、患者さんを救うことだけに専念してこられました。

実際の医療の現場で数多くの患者さんを治療してこられた河村先生の実体験に基づく言葉は、
既存の科学や医学の常識に囚われ、既成概念や研究室レベルの実験結果だけを頼りに、
「疑似科学」だ「ニセ科学」だと批判しておられる先生方とは、
その経験値や重みは比較にならないと私は思うのです。



科学的、医学的に立証され始めた“還元水”や“水素”の可能性
白畑教授が米国科学誌に発表された論文が契機となり、“電解水”や“水素”に対する大いなる注目が集まり、様々な分野でその論文内容についての検証研究が行われてきました。
有正教授 東京大学大学院 先端生命科学専攻の宮本 有正教授は、2005年(平成17年)1月に東京で開催された第22回コロイド・界面技術シンポジウムにて、白畑教授の活性水素説に対する反論として、「白金(プラチナ)ナノコロイドが、抗酸化作用を示す。」といった研究内容を発表されており、電解陰極水の持つ抗酸化力は、溶出した電極材に使われている白金(プラチナ)そのものが関与している可能性を示されたのですが、その一方で、

三羽信比古教授 2006年(平成18年)3月には、広島県立大学 生命科学科の三羽信比古教授(現:大阪物療大学保健医療学部教授)らの研究チームは、「水の中に従来技術の10倍の水素を溶かすことに成功し、この水に抗酸化効果があることを培養細胞による実験で確認した。」といった発表を仙台市で開かれた日本薬学会で発表しておられ、分子状水素であってもその溶存濃度が高ければ抗酸化作用を示すことを確認しておられます。そしてこの後、2007年(平成19年)5月に先に紹介しました日本医科大学の太田教授の論文発表へと続き、

さらに2008年(平成20年)8月には、東邦大学薬学部生化学教室石神 昭人准教授(現:東京都健康長寿医療センター研究所 老化制御研究チーム 分子老化制御 研究部長)らのグループが、水素を高濃度に溶解した水素水の飲用がビタミンCの不足による脳での活性酸素の増加を抑制することを世界で初めて明らかにされ、この研究成果はオランダの学術雑誌であるBiochemical and Biophysical Research Communicationsの8月14日付の速報版として掲載されました。 石神 昭人准教授
2009年(平成21年)7月には、山梨大学教育人間科学部 小山 勝弘准教授(現:教授)が、パナソニック電工株式会社との共同研究によって「水素を含んだ電解アルカリ水の飲用により、運動による体内ストレスを抑制する効果を検証」され、
同年9月には、九州大学大学院薬学研究院 臨床薬学部門の野田百美准教授(現:教授)らのグループが、パナソニック電工(株)との共同研究により「水素を含んだ水の日常飲用が、パーキンソン病等の脳神経疾患の予防と治療に有用である可能性」を検証され、9月30日付けのアメリカのオンライン科学誌「PLoS ONE (Public Library of Science)」に掲載されました。 野田百美准教授

医学界では、1999年(平成11年)第25回日本医学会総会において、「アルカリイオン水の基礎と有効利用」と題したシンポジウムが開催され、京大糸川教授らのアルカリイオン水検討委員会によって実施された飲料水としては世界初の二重盲検比較臨床試験により「アルカリイオン水は、慢性下痢、消化不良、胃腸内異常発酵、制酸、胃酸過多および便秘に有効」との検証結果が医学の分野で初めて発表されます。
さらに、2003年(平成15年)第26回総会においては、「電解機能水の進歩と21世紀の医療における役割」と題したシンポジウムが行われるまでになりました。

第1回ドクターズシンポジウム−「水素と医療」臨床研究発表会 2007年(平成19年)5月には、水素と医療研究会主催による、第1回ドクターズシンポジウム−「水素と医療」臨床研究発表会が開催され、第一線で活躍しておられる7人の臨床医の先生方による水素発生食品の臨床使用例が発表されました。
このシンポジウムでの発表内容は2007年11月に「水素と医療」と題する書籍として出版されています。
主な発表内容
  • 水素を使ったアンチエイジング医療
    赤坂アンチエイジングクリニック院長−森吉臣
  • アトピー性皮膚炎患者の水素投与の効果
    丹羽クリニック理事長−丹羽正幸
  • 難治症例に対するマイナス水素イオン食品の効果の実際
    佐野厚生総合病院内科医長−内藤真礼生
  • スポーツ生理学から見た水素への期待
    上越教育大学大学院准教授−清水富弘
  • 水素の医療にかかわる可能性
    桧田病院名誉院長−桧田仁
水素と医療
以下のビデオや書籍「水素の力 酵素の力」にあるように水素サプリメントによる驚異的な効果を体験され、患者さんに水素サプリメントを薦めておられるお医者さんもおられます。
福岡県 伊藤医院院長 伊藤実喜先生    東京都 ブルークリニック青山
院長 内藤 眞禮生先生
最近では、水素の医学的な効果を検証する臨床治療の研究会が発足したり、医学部などの研究事例の発表会が開催されるなど急速に医学的見地からの水素の研究が進められています。
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