不老長寿の秘訣は”水”にあり!不老長寿の秘訣は”水”にあり!
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“フンザの水” - 長寿の謎が解き明かされた不老の水

インド北部の山奥、現パキスタン領カラコルム山脈の北西にあり、ヒマラヤの峰々に囲まれた海抜2700メートルの秘境の渓谷地。その地には、1973年まで藩王が統治した理想の王国、「桃源郷」としてその雄大な景色とともに、そこに住む人々が、100歳を過ぎても尚、病気にかからず健康で元気に暮らす長寿の村として名高い“フンザ”があります。


このフンザ地方の長寿の秘密を解き明かした天才科学者“パトリック・フラナガン博士 (Dr. Patrick Flanagan)”が、1986年に出版された「Elixir of the Ageless - 不老の霊水」(2016年復刻版)をもとに、30年以上に及ぶ博士の研究の経緯とその研究によって解き明かされた“フンザの水”に秘められた長寿を生み出す水の力についてお話します。

尚、パトリック・フラナガン博士の著書「Elixir of the Ageless - 不老の霊水」は、その出版から13年後の1999年3月に、翻訳家の藤野薫氏によって翻訳され、「解き明かされた『不老の水』 - 長寿王国の秘密は「水」にあった」と題してドリーム書房から出版されました。
この翻訳本には、1986年に原本が出版された後の10年間に、さらに研究が進められ完成された「フラナガン・マイクロクラスター・シリカ」についても書かれています。


ヘンリー・コアンダ博士から託された“青春の泉”に関する研究

右の写真は、1962年にアメリカのコネチカット州スタムフォードにあるアメリカ国防総省ペンタゴンのシンクタンクであったヒュイック研究所(Huyck Research Laboratory)にて撮影されたものです。

左側が当時17歳だったフラナガン博士であり、右側は「流体力学の父」として知られるルーマニア人科学者ヘンリー・コアンダ(Dr. Henri Coanda)博士(1886-1972)です。


フラナガン博士とコアンダ博士とのヒュイック研究所での出逢いが発端となり、フラナガン博士の“フンザの水”と長寿との関係を解き明かすための調査・研究は始まります。

当時、ヒュイック研究所では2つの主要な研究プロジェクトがありました。ひとつは、コアンダ博士が発見し、後に流体力学の分野で「コアンダ効果」と名づけられた流体流動現象。もうひとつは、フラナガン博士が発明した「ニューロフォン (Neurophone)」と呼ばれる電子聴覚装置でした。

ともに発明家であり、ヒュイック研究所にてコンサルタントとして働いていた二人は、大変仲の良い友達になっていきました。

そして、1963年6月のある日、フラナガン博士の才能を高く評価したコアンダ博士は、「フラナガン博士なら、いつの日にか、フンザの水の秘密を解き明かし、その恩恵を世界中の人々にもたらすことになるであろう。」と信じ、自らの生涯にわたる「青春の泉(Fountain of Youth)」に関する研究成果を彼に託されたのでした。そしてその直後、ルーマニア科学アカデミーの総裁として母国ルーマニアに戻られました。


長寿の謎を解く鍵は、“氷河水”に溶け込むコロイド粒子!

コアンダ博士の研究によると、長寿の秘密を探るべく、1930年代初頭にフンザ王国への困難な旅をされた博士は、ロシア山奥のグルジア高地、外モンゴルにある辺境の渓谷、エクアドルのビルカバンバ渓谷、ペルーの渓谷など、フンザ以外にも存在する長寿と健康の土地をも訪ね、いずれの土地においても、そこに住む人々から、「若々しく健康で長生きできるのは、(その土地の)水のお陰だ。」との話を聞かれたのでした。


そして、コアンダ博士がこれらの土地の水を調査したところ、いずれの土地の水も濁っていて、その水の源は氷河だということ。

氷河の水にはミネラルはなく、ほとんど蒸留水と同じ構成なのだが、氷河から溶け出た水は、特別な鉱床を通過しながらコロイド状のミネラル(極微小なミネラルの粒子)を吸収し濁った水となっていた。

さらに博士は、各地の水を持ち帰り、自らが考案した「コアンダ・ノズル」と呼ばれる造雪流体増幅器で各地の水から雪片をつくり、その寿命を計測することで、雪片の寿命とその水を採取した土地に住む人々の寿命とに相関があることを確認されていた。

そして、「長寿の秘密は、何らかの形で水の分子構造と関係があり、これらの水の特異な性質が、その土地に住む人々の長寿の鍵なのだが、これらの水の秘密をまだ解明できていない。」と語られ、その秘密を解き明かし、“フンザの水”を再現することをフラナガン博士に託されたのでした。


不老の水をつくり出す “コロイド状ミネラル粒子” とは?

ここからは、少々厄介な理系の話になりますが、水の物性や生体内の水をご理解いただくのに役立つ内容です。
アメリカ国内では、フラナガン博士の研究やその成果の恩恵を受けておられる一般の方々や、博士の研究を支持する科学者や医学者が数多くおられます。
厄介な理系の話は不要な方は、以下は読み飛ばしていただいて、「“フンザの水”再現への挑戦」へどうぞ。

研究の支援者であるベティー・リー・モラレス(Betty Lee Morales)によって、“フンザの水”を入手できたフラナガン博士は、ベティーから「フンザの人々は、水の中の灰色の濁りが健康の源だと信じている。」と聞かされたので、解明の手がかりは「灰色のミネラル(cloudy minerals)」にあると直感し、その灰色のミネラルの分析と研究を行なわれました。長年にわたる研究の結果、

  1. 灰色の濁りの成分は、強い負(マイナス)の電荷をもち、保護膜に包まれた非晶質(アモルファス)状のコロイドであった。

  2. 非晶質状のコロイド(Amorphous colloids)とは、水に溶解しない物質あるいはミネラルの結晶構造を持たない極めて小さな微粒子である。

  3. コロイドを包む保護膜は、絶縁体として機能し、内部電荷の放電、あるいはコロイド同士の重合や凝固を防いでいる。

  4. 生体システム内にも、同じように保護膜を持つコロイドが多様に存在する。

  5. “フンザの水”の中では、負電荷(マイナス)に強く帯電したコロイド状のミネラルが、水分子を引き付け、液体の結晶(Liquid Crystal)の核となるものを形成する高いエネルギーを持った“種”の役割をしていた。

  • 普通、水は“ブラウン運動”と呼ばれる熱攪拌運動によって激しく動き回るランダムな水分子(random molecules)によって成り立ち、非常に複雑な構造をとっている。

  • X線回折分析の結果は、この混沌とした分子集団の中に、少ない割合ながら、構造化された液体の結晶が漂っていることを示している。

    水の分子は、1個の酸素と2個の水素の共有結合により構成されている。水素の電子は、酸素の電気陰性度によって酸素側の電子軌道に引き込まれ、酸素の電子軌道は左上の図のような正四面体sp3混成軌道となっている。

  • 水素の電子が酸素側に引き込まれることにより、酸素側はマイナス、水素側はプラスの電荷をもった双極子となり、電界の影響を受けやすくなるとともに、水素分子側には“水素結合”と呼ばれる穏やかな静電結合力を生じる。この結合力が、水の分子同士を柔軟に結び付けている。

  • 正四面体の水分子同士が、“水素結合”によって限られた特定の結合形式で連結しあったとき、比較的安定した確かな構造となった液体の結晶をつくる。

    この液体の結晶は、(H2O)n:n=1,2,3,4,etc.と表記される。正四面体から成るこれらの多様な結晶構造は、水素結合に束縛されない自由な水分子群であり、水分子密度の低い領域を部分的に満たしている。右の図は、n=8の場合のStella Octangula(八角星)の結晶構造である。

  • 生体システム内の水は高度に構造化されていて、高い割合で存在する液体の結晶構造と無秩序で組織性をもたない水分子とで構成されている。特に構造化されているのは、脳と神経の水で、脳全体の90%は水であるが、構造化された水であるが故に脳の細胞や組織が守られ、その機能を果たしている。生体内では、水を液体の結晶化するための“高電荷コロイド”を、ミネラル、アルブミン、アルブミノイド、多糖類から作り出している。

  • 動植物が水を摂取した時、その水が生体システム内で主要な役割を果たすために、水は液体の結晶に構造化され、さらに組織化される。生体内においては、水の構造化は、強い電荷を持ったコロイドによって成し遂げられる。つまり、強く帯電した水和性の微粒子(コロイド)は、生きた動植物の中で体液などの流動体が構造化されるのと全く同じように水を構造化する。

  • 通常の水の表面張力が、73ダインであるのに対し、
    “フンザの水”の表面張力は68ダインと通常の水よりも低かった。


    これは、高いマイナスの表面電荷をもったコロイドが溶け込むことによる(電気的な)エネルギーの増大に対処するために、水が結合パターンを変えたことが表面張力の低下となって現れた。つまり、水分子が結合パターンを構造化することで、増大した(電気的な)エネルギーを吸収した。その構造化の結果として表面張力が低下した。

    水の表面張力は、水をくっつけあわせる力であり、水の表面を破断、または分裂させるのに必要な力の強さである。水滴が球形を取ろうとするのも表面張力のためである。

    また、水は水同士で引っ張り合うだけでなく、固体にも引き寄せられる。
    付着の度合いは、接触する物質次第で決まり、そのプロセスは「濡れ」と呼ばれる。すべての物質がいわゆる「濡れ指標」をもっていて、その物質を濡らすのに必要な表面張力を表す。その指標を下回る表面張力の液体なら、その物質を濡らすことができる。

以上のような研究結果を得たフラナガン博士は、水晶による水の構造化についても検証を重ね、1974年8月、水晶の結晶によって、水の表面張力が73ダインから55ダインまで減少することを確認され、水晶表面の電荷が水分子の構造に影響を与えることを実験によって検証されます。

そして、“フンザの水”や“水晶による水の構造化”は、電気的な現象であり、フンザの水が構造化されている要因は、水の中の微小なコロイド状ミネラルが持つ高い電荷によるものであり、水晶による水の構造化の要因は、水晶表面の高度に構造化された電荷(highly structured electrical charges on the surface of crystals)によるものだとの結論を得られたのでした。


不老をもたらす“フンザの水”再現への挑戦

そして、いよいよ“フンザの水”を再現するための試行が始められます。
各地で採取した様々な種類の粘土からコロイド状の微粒子をつくり、それを蒸留水に加えることによって、“フンザの水”の再現が試みられました。

5年以上にわたって何百という試行が繰り返されましたが、“フンザの水”と同じ効果を示すコロイドを作り出すには至りませんでした。問題は、その大きさと電荷にあり、出来上がったコロイドの大きさは、生体システムが取り込むには大き過ぎ、その電荷は大変に低いものだったからです。

1983年、コアンダ博士から“フンザの水”の研究を託されてから、すでに20年の時が流れていました。この頃、フラナガン博士はゲイル博士と出会い、エジプトのピラミッドに新婚旅行をされた後、二人の共同研究が始まります。


そして、コロイドへの電荷を増やすために、“Vortex Tangential Amplifier (渦流接線増幅器)”としか形容できないような特殊な装置を考案されます。この装置は、完全な流体渦をつくり出すもので、新たに生成されたコロイドが、渦の中心にある直径100万分の1インチ以下の“目”の中に吸い込まれたとき、他のものではつくり出せない理論上の力を受け、外部の電場発生器によって、コロイドはより強く帯電するというものでした。

この装置によって作り出されたコロイドは、水の表面張力を73から25ダインまで引き下げるほどの高い電荷を保持していました。フラナガン博士たちは、“フンザの水”に含まれるコロイドよりも優れた特性を持つコロイドを作り上げてしまったのです。


この微粒子の効果をテストするために、二人で飲物生活ダイエット(Liquidation Diet)を試みることにしました。そして、この高いエネルギーを持ったフンザ型コロイドを入れた水と、好みの新鮮な果物や生野菜とを混ぜ合わせたジュースだけで6ヶ月間を過ごし、固形物の食物は一切摂取されなかったのですが、この間、完璧な健康と体重を維持し、信じがたいほどクリアで聡明な感覚と外見を得られたのでした。

1984年8月、彼らを知るすべての人々が、彼らが以前よりもより良く健康そうだと言い、その水を試すことを望みました。ほどなくして、2000人ほどの人々に水を差し上げたところ、彼らはさらにそれを望んできました。そこで、フラナガン博士は、この素晴らしいコロイド水を、液晶コロイド水(Liquid Crystal Colloids, LLC)と呼ぶことにしました。
そして、さらに研究は続けられ、人体内の毒素を排出するのに理想的な水の表面張力は、55~65ダインであることを実験的につきとめ、この液晶コロイド濃縮液が飲用のために薄められたとき、水の表面張力がこの範囲内になるように調整しました。


不老の水をつくる “マイクロクラスター・シリカ”の開発

不老の霊水コアンダ博士の「青春の泉」の研究を託されてから23年間に及ぶ調査・研究を続けてこられたフラナガン博士は、
1986年に、その研究内容をまとめ「Elixir of the Ageless (不老の霊水)」と題した本を出版されました。
すると、その研究内容の重要性に気づいた多くの科学者や医学者がフラナガン博士の下に集い、その研究への協力を申し出て、さらなる調査・研究が続けられました。

“フンザの水”の中のコロイド状ミネラルは、これまで知られていなかった241番めの特殊なタイプの“シリカ(珪素化合物)”であることを突き止めるとともに、20世紀末にその研究が急速に進んだナノテクノロジー(ナノメートル加工技術)を応用し、ほぼ10年の歳月をかけて、高いマイナス電荷を持つ直径5nmのコロイド粒子を創り出すことに成功され、長年の研究成果によるこの革新的技術は、“Flanagan Microclustar Silica”(フラナガン・マイクロクラスター・シリカ)として量産化が可能となり、遂にコアンダ博士から研究を託されてから、ほぼ35年の歳月をかけて、“フンザの水”の再現とその量産化に成功されたのでした。

Microclustar Silicaの電子顕微鏡写真 1個の粒子(球)の直径は、およそ5nm(50オングストローム)[1nm(1ナノメートル)は、100分の1mm]

さらなる医学的、科学的な研究によって、このコロイド粒子が溶け込んだ“液晶コロイド水”には以下の特長があることが立証され、“フンザの水”とフンザに住む人々の長寿との因果関係が明らかになってきました。


  • 通常の水に比べ表面張力が低く、濡れやすい水。(Wetter Water)
    • 細胞内へより容易に吸収され、細胞への水分補給、栄養の取り込み、毒素の排泄を促す。

  • 特殊なシリカを基材とするナノコロイド粒子は、水をアルカリ性に変え、周囲の流体のpHに応じて拡大する籠のように振舞う“Backy Ball”を形成。
    • 鉛などの有害な重金属を、シリカ ナノコロイドが包み込み、より容易にそして安全に対外へ排出する。
    • シリカ ナノコロイドは、血球の“ゼータ電位”に有効に作用するミネラルで、 ゼータ電位が高まることで、血球の凝集が抑制されるとともに、血球の細胞膜は保護され細胞間にある毒素やバクテリアなどが容易に取り除かれる。

      赤血球の直径は、およそ7μmあり、これらが凝集したとき、
      その内径が5μmの毛細血管を通り抜けることが困難になり、
      体の隅々の細胞まで血液が行き渡らなくなる。
    • シリカ ナノコロイドは、水と接触することによって膨大な数のマイナス水素イオン(Negative-charged Hydrogen:負電荷を帯びた水素)を供給する。
    • マイナス水素イオンは、細胞の活動エネルギー産生に不可欠なばかりでなく、究極の抗酸化物質であり活性酸素などのフリーラジカルを消去する。

  • フラナガン博士の発見によって、現在、多くの科学者が、植物と水の中にある水素イオンの量が、そのエネルギー潜在量の質的指標だと信じている。
    水素イオンは燃料の鍵であり、人体のエネルギー源である。
    マイナス水素イオン(負電荷を帯びた水素イオン)は人体内のすべての細胞の総合的な健康を決定付ける。
    (As a result of Dr. Flanagan's discoveries, many Scientists now believe that the quantity of Hydrogen ions in plants and water is a qualitative indicator of its energy potential. Hydrogen ions are a key fuel and energy source for the human body. Negatively-charged Hydrogen ions can determine the overall health of every cell in the human body.)

パトリック・フラナガン博士の長年の研究成果によるこの革新的技術は、
“Flanagan Microclustar Silica”(マイクロ・クラスター・シリカ)として特許登録され、現在、フラナガン博士自身が設立したPhi Sciences社製の
「MegaHydrate」(メガハイドレート)、あるいは、RBCライフサイエンス社製の「Microhydrin」(マイクロハイドリン)として、
マイクロ・クラスター・シリカのパウダーをカプセル状に商品化されたサプリメントが、欧米諸国で販売されています。

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