“不老長寿の極意” - 絶え間なくミクロに生まれ変わる
生きている間、長い時間をかけて穏やかに変化していた人体は、
なぜ、歳をとると老化するのでしょう?
なぜ、老化すると病気を患い易くなるのでしょう?
なぜ、死を迎えた途端、急速に腐敗していくのでしょう?
なぜ、生きている間は、死後と同じような腐敗が起こらないのでしょう?
あなたは、これらの疑問について考えられたことはありますか?
人体をひとつの塊として、これらを考えようとすると、答えを導き出すのはとても難しいのですが、実は細胞の集合体として考えるととても単純なのです。
みなさんもよくご存知の通り、人体は「細胞」の集まりであり、
個々の「細胞」が元気に生きているから、全体として健康に生きていられるのであり、「細胞が元気に生きているとは、どういう状態なのか?」を理解して、
老化によって生じる身体的な衰えや、病気によって現われる様々な症状は、
「細胞」レベルで何が起こっているのか、その原因を見極め、
それに対処することが不老健康長寿を手にするためには不可欠なのです。
実は「水」と「たんぱく質」と「脂質」などのとても脆くて壊れやすい物質から出来た「細胞」の集合体である人体は、お肉やお魚が腐るのと同じように、「死」が訪れ物質の塊となった途端3ヶ月ほどで朽ち果てるほど脆くて壊れやすいものなのです。 これが、自然の摂理に適った本来の姿なのです。
にも関わらず、なぜ、この壊れやすい人体は、自然の摂理に抗いつづけ、80年以上も生き続けられるのでしょう?
健康に生きる術を考える上においては「人体は元々壊れやすいので、自然の摂理に抗う仕組みによって生きている」ということを大前提にして、この自然の摂理に抗って生きる仕組みを最優先に考えなければならないのです。ところが、
私たち日本人は、太古の昔から東洋と西洋から伝来した様々な宗教や哲学、医学の考え方を融合させ、人体を一つの生命体として「魂」「心」「気」「体」の4つの概念に基づくホリスティック(全体的)な健康観を一般的に身につけています。
それ故、感覚的には、健康な日々を生きられることが当たり前の「生」であり、その当たり前が何らかの原因によって突然崩れることが「病気」であり、加齢とともに衰えることによって「老化」して、やがてひとつの命「魂」が抜けると「死」が訪れるものと信じています。
これが一般的な日本人が心理的、宗教的に刷り込まれた「生、老、病、死」のスピリチュアルな死生観です。
このスピリチュアルな死生観の下では、
「生」が当たり前で「死」は特別なものであり、
「なぜ、病気になるのか?」「なぜ、老化するのか?」
「死とは、何か?」と言った具合に、
それぞれ個別の現象、出来事として考えられてきました。
そして、この死生観の下では、物理的に「人体は、元々壊れやすいもの」という大前提とは真逆の捉え方であったために、
なぜ「病気」や「老化」が「死」を近づけ、「死」とともに肉体が腐敗するのかを説明することができず、健康長寿を考えようにもとても複雑になり、何が本当に重要なのかが見えて来なかったのです。
いったい、どうやって自然の摂理に抗いながら生き続けられるのでしょう?
「生きている状態」と「死んだ状態」を分けるものは、何なのでしょう?
20世紀半ばに誕生した「分子生物学」という新たな生命科学による半世紀以上にわたる研究の結果、自然の摂理を免れながら生体の秩序を維持するためのフィジカル(身体的)な仕組みが、21世紀になってようやく解明されてきました。
そして、「病気の症状」や「老化現象」の大元の原因は、壊れた細胞が体内に蓄積して、生体の秩序が徐々に崩壊していくことにあり、この状態のまま何もせずほったらかしにしておくと、本来の自然な状態である「死」に向かってどんどん崩壊が進んでいくことが明らかになってきたのです。
そして、壊れやすい物質で出来た人体が、なぜ生き続けられるのか?
という疑問の答えは、生体の秩序を構成する
が働き続けているから、壊れずに生き続けられるのです。
見た目には変わらずに生き続けられるのは、眼に見えないほどミクロな生まれ変わりが、身体の内側で猛烈な勢いで絶え間なく続けられているからなのです。
逆に、この目には見えないミクロな生まれ変わりが滞りはじめると、見た目に大きな変化、つまり老化現象や病気の症状が生じ始めるのです。
東洋医学では、生体が修復力を持つことに早くから気づいていて、
傷病を自ら癒やすその修復力を「自然治癒力」と呼んでいましたが、
科学的根拠を重視する西洋医学では、分子生物学によってミクロな細胞活動の詳細が解明される20世紀末までは、そのような概念は全くありませんでした。
ところが、新たに登場した分子生物学による数々の新発見によって、
20世紀末あたりから生命科学の研究が飛躍的に進み、
細胞分裂や幹細胞の働き、オートファジーなどによる細胞の代謝回転によって、
つまり、1~2日で構成成分のおよそ1%が入れ変わる程の猛烈なスピードで、
細胞が生まれ変わりながら生体の秩序を『再生・修復する仕組み』が解明され、再生医療などの研究とともに老化に関する研究が細胞レベルで進んだのです。
つまり、
健康増進・発病予防・老化抑制のための健康管理を行う上で最も優先すべきことは、「自然の摂理を免れ、生きるための秩序を守っている仕組み」を活性化して細胞を活かし、究極の秩序の崩壊である「死」を遠ざけることが重要なのです。
30年間の臨床例から 水が教えてくれたこと
神戸市西区押部谷にある”誠仁会 協和病院”院長(現:名誉院長)で医学博士の河村宗典先生は、1985年から電解還元水素水を応用した臨床治療を続けてこられ、
医学的に説明できない、常識を越えた数多くの治療効果を実証してこられました。
そして、2016年、電解水素水を臨床応用した医療活動の集大成として、
30年間の治療実績を振り返りながら執筆されたのが、
この『30年間の臨床例から 水が教えてくれたこと』です。
「電解水素水」があなたの体を変える!
初版:2016年3月18日 KKロングセラーズ
電解水素水臨床治療の先駆者 協和病院院長の河村宗典先生が、あらゆる病気に悩む方に贈る「水素水ライフ」とは?
糖尿病が治ったり、アトピーの克服から、がん治療まで、世界中の誰よりも電解水素水の秘力を知り尽くしておられる河村宗典先生が、30年以上にわたって蓄積された電解水素水の臨床治療成果をここに紹介。
第一章 私たちが出会つた「飲むだけで病気が改善する水」
第二章 活性酸素を消す電解還元水(電解水素水)
第三章 電解還元水(電解水素水)はどう作り、どう飲むか
第四章 糖尿病における臨床例
第五章 アトピー性皮膚炎の克服に向かつて
第六章 現代のがん治療に思うこと
あとがき
実際の医療の現場で、30年以上に渡って数多くの患者さんを救うためだけに、
電解還元水素水応用による数々の治療実績を上げてこられた河村宗典先生の偉業は、
現代西洋医学の「対症療法」ばかりに頼るのではなく、
「自然の摂理を免れ、生きるための秩序を守っている仕組み」を活性化することがいかに大事かを物語るものです。
アンチエイジング - ”老化に抗う生き方“の極意
著者:なるほど元気倶楽部 代表:片桐 裕司
初版:2021年8月10日 Amazon Kindle 電子出版 [\2200]
常識を覆す目から鱗の新しい健康長寿の考え方
老化や病の原因となる生きる秩序の崩壊を抑制することこそ、
老化抑制、発病予防につながる新しい健康長寿の考え方なのです。
そのためには、細胞レベルで起こる物理化学的な老化の原因を見極め、
それに対処していかに細胞を活かすかを考えることが重要です。
本書は、そのためにまず知っておくべき自然の摂理に抗い、
秩序の崩壊を免れながら生き続ける人体の仕組みについて説いたものです。
第一章 「生」と「死」を分ける物は、いったい何なのか?
第二章 生命現象は、物理法則を超越した現象なのか?
第三章 生きるための秩序を守り続ける仕組みとは?
あとがき
Amazon Kindle 電子書籍は、PC、スマホ、タブレットの各端末に応じたKindleアプリ(無料)をインストールすれば、どの端末からでも読むことが出来ます。